5月26日(モナコ発)

日本語を話すサンドイッチ屋さん
 今日は予選。無事、送稿を終えた後は、決勝のための下見に出ます。明日のシミュレーションをするのです。
 明日はスタートは1コーナーに入り、そこでスタートの撮影をした後、メディアセンターまで走り、早版(遠い地域に配られるため〆切が早い)用に送稿し、再びコースに戻り、チェッカーそして表彰台を撮影したら、もう一回メディアセンターへダッシュ、最終版の〆切ギリギリににその写真をぶち込むのです。
 特にモナコは市街地コースで、通路が複雑なので、どのルートを通ったらスムーズに戻れるかきちんと把握していないといけません。それでも、決勝当日は前日まで通れたところが塞がっていることもあるのです。まったくキモが冷える仕事です。

 話は戻りますが、シミュレーションの途中、パンでも食べようかと思って、店をのぞいたところ、「???日本語???」。確かにメニューが日本語で書いてあるのです。
  日本語は急には出てこない

 右の写真を撮っていると、店の人が看板を撮りやすい方に向けてくれるのです。なんて物わかりがいい人なんだ。
 これは何か買わなくちゃいけないと思いつつ、「ディスワン、プリーズ」と指さすと「飲み物は何にしますか」と日本語で返ってくるのです。私はこの人は日本語が出来るのだな、と思ったものの、日本語が急には出てこないのです。
 「フォスター、プリーズ」となぜか英語が出てしまいます。そうすると「50フランです」と言うもんだから50フラン出すと「ありがとうございました」ときました。僕はまた「サンキュー」。
 フランス語を話す人が日本語で話し、日本語を話す人が英語で話すという、何とも奇妙な光景でした。

一番左の赤い服のおねえさんが日本語を話す人です。

 彼女は10日後に日本に行くそうです。行き先は、東京、静岡、磐田。そしてなんと、2年前に日本の磐田に住んでいたそうです。ジュビロ磐田のことに関して、私より詳しかった……。全く驚きました。
このサンドイッチやサンは、タバココーナーで有名なタバコ屋のすぐ隣りにあります。

 サーキットでやることを全て終え、8時前にホテルに戻り、もう一仕事。でも、部屋のテラスでスーパーで買ったビールを飲みながらです。
 午後9時頃ですが、まだ日は暮れていません。携帯電話で写真を送っているのですが、こういう環境での仕事って貴重な体験ですね。