9月某日
ドイツ・シュトッドガツド発

我々は大変ついている
 パリからオーストリアのグラーツに向かう途中、ドイツのシュトゥッドガルドという街に宿を取りました。ここはパリから8時間、シャワーが部屋の外にある一泊3000円のホテルです。でも、部屋にはいるとなんだか落ち着くから不思議です。とりあえず、今宵寝る場所は確保できたという安心感でしょう。

 ホテルの1階はレストランになっており、早速そこで夕食です。

 ビールを注文しても、すぐには出てきませんよ。ビールを注ぐのにはものすごい時間がかかるのです。通しで見ていたわけではありませんが、少しずつ少しずつ注いでいくのです。待ち疲れてしまいます。イライラします。でも、これが本格的なドイツビールなのです(と思います)。
 メニューを見るとビールの種類はいくつかありました。もちろん何が何だかわかりません。でも、一番大きなジョッキを頼みました。日本ではこんなジョッキで飲むことはないんですがね。
 スープ。ポテトスープですね。実はこの時、風邪をひき始めていたので、そのスープの温かさとおいしさは体にしみ入りました。
 これを食べてからかなりの時間がたっているので、忘れてしまったことも多いけど、はっきりと覚えていることがあります。1つは、ポテトがとてもうまかったこと。前のポテトスープがとても美味しかったこともあって、ドイツのジャガイモ料理はみんなうまいんだなと感心しました。
 もう一つは、料理全般として美味しかったこと。相棒のタムラ記者がドイツはうまいものがないといつも嘆いているので、僕が「そんなことないじゃないですか」というと、「我々は大変ついている」との言葉が返ってきました。ま、それくらい美味しかったということです。