2003年3月3日〜9日
メルボルン発
メルボルンの大阪
 3月3日(月曜日)

 いよいよ、F1開幕だね。開幕戦はオーストラリアはメルボルン。忙しい1週間が始まってしまうのだ。
 でも、出足からつまずいたね。なんと、カンタスがオーバーブッキング。メルボルン直行便だったのが、シドニー経由になってしまった。

 カンタスの機内食。まずはスープ。
 ここでまたトラブル。メインの料理は牛、豚、魚と3種類のなかから選べるんだけど、僕は最初に牛をオーダーしたの。そしたら、しばらくして「すいません、牛ないんです」ってきたもんだから、次に「じゃ、豚ね」と頼んだのよ。しばらくして、料理が運ばれてきたんだけど、なんとそれは魚。豚もきれてるんだって。なんだかなーだよ。
 食事中、飛行機がすげー揺れたからぶれてしまった。
 デザートは黒ごまのアイスクリーム。
 オーバーブッキングのお詫びに白ワインをもらった。帰国するならまだしも、これから旅が始まるというのに荷物が増えるだけであまりうれしくない。ホテルの部屋で3分の1飲んだけど、結局残りは置いてきてしまったからね。
これが例のワイン
3月4日(火曜日)
ダ・マタはいい人
 年間パスも無事発行され、サーキットへ行ってみた。すると、トヨタのルーキー、ダ・マタ(左)と第3ドライバーのゾンタがランニングしているではないか。ラッキー! ダ・マタが手を振ってきたのでわかったんだ。かれはとってもいい人だ。
 去年多重クラッシュがあった1コーナー。ここに来る途中に××なセキュリティと大げんかしてたら、雨雲がやってきて空が急に暗くなった。まったくまいったよ、あのセキュリティには。
ここはいつ出来たんですか?
 僕の泊まっているホテルは、食事するにはちょっと不便なところ。夜10時(日本時間夜8時)過ぎると、ほとんどの店は終わってしまうんだ。締め切る時間を過ぎるともう店がしまっているというわけ。subwayとかでサンドイッチを買って食べるという方法もあるけど、晩ごはんがサンドイッチではね。去年なんか毎日ホテルのルームサービスだったからね。例の××セキュリティーのせいで、大幅に時間が遅れ、気がついたら夜の10時。火曜日から食いっぱぐれでは先が思いやられるぜ。あわてて外へ出た。
 fitsroy通りの商店街へ出た。去年、レースあけの月曜に食べたうまいイタリアンの店があった。その店を探している途中で、日本料理の看板が見えた。イタリアンの場所がわからなかったので、ジャパニーズすることに決めた。

 店にはいると「いらっしゃいませ」。本格的なジャパニーズのようだ。早々に「ここはいつ出来たんですか」と聞いてみた。留学生の店員さんによれば、少なくとも15年くらい前からあるという。驚きだった。去年、一昨年とメルボルンに来ているのに気付かなかったんだから。
 店の名は『大阪』。ありがたいことに、10時半まであいているという。更にありがたいことに、電話すればもっと遅くまであけてくれるそうだ。ありがたやありがたや。
 銀杏と松寿司をたのんだ。松寿司というのは「松竹梅」の松だと思って、普通の握りが出てくるのかと思ったら違った。下の写真が松寿司だ。ボリュームは結構ある。ま、日本の寿司一人前の量だと、大食漢のオーストラリア人にとってみれば相当少ないだろうからね。
3月5日(水曜日)
水着美女よりドライバー
 さあ、水曜日にもなるとだいぶ開幕の雰囲気が出てくるかな、ってことでビーチに行ってみることにした。水着の美女のフォトセッションがあるらしい。もちろんF1マシンもね。ここに行くのにちょっと迷ってしまって遅刻しそうだったのよ。ま、外国では時間通りにイベントが始まることが少ないので、それほど焦ってはなかったけど、ビーチに着いたのが5分遅れ。そしたら、はるか遠くの方でピカピカフラッシュがたかれているではないか。焦った焦った。ギリギリセーフで撮ったのが下の写真。
 「さてと、そろそろドライバーが出てくるかな」と思ってた頃、「さあどうぞ、バーベキューを食べていってください」。まじかよ、ドライバー出ないんだって。必死こいてきたのに。
 これじゃボツかも、と失意の中、東京のデスクに電話すると「ビーチで水着美女? よし、これをメインで行こう」だって。いいのか?これで。ま、いいか。まだ水曜日だし。
 サーキットへ行くと、PRなのかな、カウボーイハットが配られていた。それにしても、このおじさん、カウボーイハットが似合うよね。
デビッド・リチャーズおじさん
3月6日(木曜日)
開幕恒例、顔写真撮影大会
 さ、木曜日はドライバー全員の顔写真撮りがある。ドライバーからすれば、その際、ヘルメットとレーシングスーツを含めた体重測定なんかもある。
 モントヤは新婚ホヤホヤ。新妻のコニーさんと手をつないで撮影会場に現れた。ま、この人の場合は、新婚と関係なくいつもアツアツなんだけどね。
 100名近いフォトグラファーによる大顔写真撮影会。それにしても、みんなキャノン。ニコンユーザーの私は肩身が狭いにゃ。
 昨年のメルボルンで、デビュー戦ミナルディでいきなり5位の偉業を成し遂げた、地元オーストラリア人のマーク・ウエバー。ここでも人気者だ。
 昨年のCARTチャンピオンからF1デビューのダ・マタ(中)とF1チャンピオンのシューマッハー(左)が撮影場所脇でばったり。シューマッハーがダ・マタを激励したのだ。ダ・マタはF1チャンピオンとの対面に感激の面持ち。
 しかし、シューマッハーが現れるところは、常にご覧のような人だかり。シューマッハーを撮るのって本当に大変なのだ。
 開幕ではいろいろな広告写真も撮られる。ルノーのピットに美女が現れた。こういうのはカメラマンの本能として絶対に見逃さない。いざ撮影が始まると、レフ番で覆われてしまい何も見えない状態に。でも、横に回ったら何とか見えた、ふぅ。え?おしり? こりゃ、いい角度だ。で、正面に回るとどうだって? 教えてあげなーい。
 この人たちも毎年現れるんだよね。開幕名物といっていいかもね。
3月7日(金曜日)
新レギュレーションでピットは大混乱
 2年前に、ビルヌーブとラルフの事故でコースマーシャルが亡くなるという痛ましい事件があった。そのことで、去年からこのサーキットには金網が張り巡らされ、撮影場所がほとんどなくなってしまった。このように、わずかな隙間から撮影するんだけど、当然この「穴」にはカメラマンが集中し、更に撮影を困難にしていくわけですよ。
 新レギュレーションでチームも戸惑ったと思うけど、我々カメラマンも混乱したよ。2番目にタイムアタックに出たバリチェロ、キャノンのサンニッパをひいてしまった。これは大変なことよ。
 予選初日、ジャックは3番手につけた。ジャックの若い彼女も笑顔が絶えなかったね。
 サーキットに入るアンダーソン代表を迎えるミッキー。でも、何故ミッキーがここにいるかは不明。
3月8日(土曜日)
マーシャルカーがクラッシュ
 『穴』に向かう途中、激しいスキール音が聞こえた。マーシャルカーもやるもんだな、と思っていたら、なんとそのままグラベルへ。押してもグラベルから脱出できず、結局レッカーのお世話になったんだ。でも、これってかなり珍しいことらしく、カメラマンの岡崎さんによれば、相当昔にモンツァで同じことがあったとのこと。そのときは、元F1ドライバーが運転していたそうな。今回運転していたのは、かなり太った人、ということくらいしかわからない。
6月9日(日曜日)
大きい人、小さい人
 開幕の決勝前には、ドライバーの集合写真の撮影がある。ドライバー全員の集合写真の後に、ルーキーだけのフォトセッションがある。が、ルーキー撮りの直前、雨が降ってきたのだ。前に人が立ったりすると、カメラマンから「おぃ!」と罵声が飛ぶんだけど、ドライバーも雨の中立っているのが大変なので排除に必死。
 それにしても、ウイルソン、ファーマンって異常にでがいよね。F1ドライバーにしては。
 シューとモントヤなんだけど、モントヤの頭がこんなにもでかいのはなぜ(笑)。
 シューミーのばく進と戦争を止めろ、という意味でしょうか。
 レースは以外にもクルサードが勝った。しかし、クルサードのガールフレンドってどうしていつもどびっきりの美人なんだろうな。本人はあんな四角い顔してるってゆーのに。
 同じくマクラーレンのライコネンは3位に入った。ミス・フィンランドのガールフレンド、イエンニさんと手をつないで帰ったんだけど、この表情見ると負けたようだよ。笑ってくれ、キミ。